よくある質問(FAQ)

よくある質問(FAQ)

FA& GLOSSARY

フェンス関連

製品はどこで購入できますか?
A全国各県に販売店がございます。本社・各支店へお問い合わせ願います。
ネットフェンスは、何年ぐらいの耐用年数があるのですか?
Aネットフェンスを始め各製品の耐用年数に最も影響があるのは、表面処理です。塗装処理だけの場合は、5年程度で再塗装が必要となる場合が多いですが、亜鉛めっき処理を施すことにより、耐食性、防錆面が向上します。
亜鉛めっき処理は、亜鉛めっきが施された溶融亜鉛めっき鋼板を用いて加工する「プレめっき」と製品が加工された後にめっき槽につけてめっき処理を施す「後めっき」に分類されます。
プレめっき品(亜鉛目付量Z27)のめっきの推定寿命は、日本製鉄によれば、田園地域で10~12年、海岸地域で6~10年とされています。
後めっき品は、コストは上がりますがめっきの推定寿命はさらに向上し、溶融亜鉛めっき協会によれば、亜鉛目付量がHDZ40で、田園地域で80年、海岸地域で20年とされています。
台風や地震に対しての強度はどうですか?
A気象庁では、台風の「強さ」を、階級なし、強い、非常に強い、猛烈な、の4段階に分けています。これらは、最大風速(10分間平均風速)が33m/s以上44m/s未満の場合は『強い』、44m/s以上54m/s未満の場合は『非常に強い』、54m/s以上の場合は『猛烈な』と分類されています。
一方、ネットフェンスの構造は、1981年改正の建築基準法に準拠し、室戸台風で観測された最大瞬間風速63m/sを基に導かれた60√hの計算式で構造計算をしています。
最大瞬間風速は、その言葉どおり瞬間的に吹く風速で、気象庁によれば、最大風速(10分間平均風速)の1.5倍から2倍になるとされており、最大瞬間風速63m/sは、最大風速に換算すれば30m/s~40m/s程度になると言われています。
従って、『非常に強い』もしくは 『猛烈な』強さの台風に直撃されたような場合では、建築基準法の想定をはるかに上回る風荷重が発生するため、倒壊する危険性が無いとは言えません。
地震に対しては、フェンスは非常に軽いため、地震時にかかる水平力は、暴風時の風荷重に比べるとずっと小さく倒壊する危険性は極めて少ないと言えます。
工事はやってくれるのですか?
A当社では直接工事をしませんが、各地区にある優良施工店をご紹介します。
ネットフェンスの「塗装タイプ」、「スーパータイプ」、「めっきタイプ」の違いを教えてください?
A「塗装タイプ」は、鋼材にめっき処理はしないで紛体焼付け塗装を施した仕様です。
「スーパータイプ」は、亜鉛めっき鋼板に紛体焼付け塗装を施した仕様です。耐食性は、「塗装タイプ」に比べて2倍以上の差があります。
「めっきタイプ」は、主柱・胴縁にSS400一般構造用圧延鋼材を使用し、加工後に溶融亜鉛めっき処理を施したもので、非常に優れた耐食性を有します。
グランドの設計をしているのですが、高尺フェンスとして何を使えばよいでしょうか?
A本社・各支店へお問い合わせください。グランドの使用目的、周辺環境などをお聞きして推奨できる製品をご案内いたします。
製品の見積もりをしてほしいのですが?
A本社・各支店へご連絡願います。製品の種類、設置場所、設置延長、製品高さなどをお聞きしてお見積もりいたします。
防獣柵「自在くん」の施工上のメリットは?
A通常の溶接金網を用いたメッシュフェンスは、設置場所の測量を行い、傾斜地の勾配に応じたパネル設計が必要ですが、「自在くん」は、クリンプ線材を使用することにより、標準パネルで45度まで対応可能で、傾斜地の施工性は、非常に優れています。
また、新たに防獣柵としてラインナップした「JIZAI」も、傾斜地への対応性は若干劣りますが、通常のメッシュフェンスより施工性は、はるかに優れています。
防獣柵「自在くん」を鹿柵対応の柵高2500mmにしたいのですが可能ですか?
A設計対応可能です。高さ1500mmの仕様が標準仕様としてカタログに掲載されていますが、小動物から鹿対策まで応用展開できる構造です。本社・各支店までご相談ください。
防獣柵「自在くん」と防獣柵「JIZAI」は、何が違うのですか?
A「自在くん」は、JIS G 3553で規定されているクリンプ線材を使用し、傾斜地の勾配に最大45度まで「自在」に対応できます。素線を歯車で波形に加工することにより、縦横のクリンプ線材が「自在」に勾配に合わせて動くため、通常のメッシュフェンスに比べると傾斜地の施工性が極めて優れています。
一方、「JIZAI」は、「自在くん」のクリンプ線材の断面形状を見直し、縦横の交差部分が緊密に組み合わさるような断面を持つクリンプ線材を新たに開発しました。傾斜地の勾配は、30度程度までの対応となりますが、小動物の侵入防止効果は、「自在くん」をさらに上回っています。
「自在くん」や「JIZAI」で色付きがほしいのですが?
Aダークブラウンやブライトグリーンなどは設置実績がございますので、本社・各支店にご相談ください。
スーパーセキュリティフェンスの胴縁はなぜ角パイプなのですか?
A金網と胴縁を一体化し、更に侵入防止の機能を強化するため、剛性の高い角パイプを採用しています。
スーパーセキュリティフェンスにひし形金網と溶接金網がありますが、どちらがよいのですか?
A港湾施設では、ひし形金網、空港施設では、溶接金網を使用されております。一般的には、ひし形金網より溶接金網のほうが金網の交差部が溶接されているため、たわみにくいと言えます。ひし形金網の場合でも溶接金網の場合でも、金網を二重張りにすると、セキュリティ性は格段に向上します。また、弊社のメッシュフェンスは、既存支柱にでも取り付けし易いよう、構造に工夫しています。
特注の門扉をお願いできますか?
A本社・各支店までご相談ください。設計条件などをお聞きして対応いたします。
保安対策をしたいのですがどうすればよいでしょうか?
A本社・各支店へお問い合わせください。守秘義務を遵守して、要望をお聞きして対応させていただきます。

土留鋼板「とまるくん」

「とまるくん」は、何段まで施工できるのでしょうか?
A重ねると1段目の鋼板に掛かる荷重が増えるため、一般的な目安としては3段までとしています。
※斜面部など現場の状況によっては番線等で裏から引っ張る必要があります。
土留鋼板「とまるくん」は、背面側からの土圧で鋼板は膨らまないでしょうか?
A鋼板は、たわみ性の材料であるため、ある程度の膨らみは発生します。ただし、鋼板に亀裂が発生するような事はありません。
土留鋼板の施工に必要な枚数の出し方を教えてください
A 数量算出方法
鋼板:延長 [m] ÷ 1.5 × 段数 ≒ 必要枚数 ※端数切上げ
支柱:必要枚数 ÷ 段数 × 2 + 1 = 必要本数
数量算出例(延長: 100m の場合)
1段施工の場合 2段施工の場合 3段施工の場合
鋼板

100 ÷ 1.5 × 1 ≒ 67

100 ÷ 1.5 × 2 ≒ 134

100 ÷ 1.5 × 3 ≒ 201

支柱

67 ÷ 1 × 2 + 1 = 135

134 ÷ 2 × 2 + 1 = 135

201 ÷ 3 × 2 + 1 = 135

支柱は市販の単管パイプでも可能ですか
A 可能です。但し景観対策として、弊社カラー支柱とセットの使用を推奨します。

土留植生パネル「みどりさん」

土留植生パネル「みどりさん」は、何段まで施工できるのでしょうか?
A 原則として1段までとしています。
土留植生パネル「みどりさん」の必要枚数の出し方を教えてください。
A 数量算出方法
パネル:延長 [m] ÷ 1.5  ※端数切上げ
支柱 支柱鋼製キャップ:パネル枚数 × 2 + 1
数量算出例(延長:100mの場合)
1段施工の場合
パネル

100 ÷ 1.5 ≒ 67

支柱

67 × 2 + 1 = 135

鋼製キャップ

67 × 2 + 1 = 135

支柱は市販の単管パイプでも可能ですか
A 可能です。ただし、景観対策として考えられる場合、カラー支柱とセットでのご使用を推奨します。

用語集

あ行

アングル柱
フェンスを設置する場合の端部の隅柱(端末柱)やコーナー部の支柱に使用されるL形の断面を持つ柱の呼称。当社ではご利用状況に応じて、専用のフォーミング材または等辺山形鋼を使用しています。
アンカーボルト
支柱のベースプレートなどをコンクリート基礎に固定するため、コンクリート基礎部に埋め込んで使用するボルト。コンクリートに取り付けられた構造部材が、分離・移動・転倒することを防ぎます。
異形フォーム
標準の規格品が使用できない部位に使用する工場特別製作となるメタルフォームの呼称。リブやUクリップ孔は規格に準じる。
入隅(いりずみ)コーナー
2つの壁・板などが出会う箇所の内側の隅のことを言います。
エキスパンドメタル
金属板を専用の製造機によって、千鳥状に切れ目を入れながら押し広げ、その切れ目を菱形や亀甲形に成形したメッシュ状金属板です。
落し棒(おとしぼう)
門扉の構成部品の1つで、地面に設けられた穴にピン状に差し込み、所定の位置で固定し、不意の開閉を防止することができます。
横断勾配・縦断勾配(おうだんこうばい・じゅうだんこうばい)
フェンスを設置する場合、支柱を設置していく方向と直角方法の路面の勾配を横断勾配と呼び、支柱を設置していく方向の路面勾配を縦断勾配と呼びます。

か行

嵩上げ忍び(かさあげしのび)
侵入防止などの目的から、既設フェンス上部に後から取付ける忍び返しの呼称です。取付け前の高さに比較し、忍び返しの高さ分、全高が高くなるため、嵩上げ忍びと呼ばれます。
風荷重(かぜかじゅう)
単位面積当たりの風による荷重である風圧力(N/m2)に受圧面積を掛けた風による荷重(N)です。
風荷重として○○N/m2と慣習的に呼ぶ場合がありますが、/m2は正しくは風圧力の単位です。
Eは、地表面租度と建築物の高さから決まる係数
潜り戸門扉(くぐりどもんぴ)
元来、くぐって出入りする小さな戸口の事を「潜り戸」と呼びます。フェンス高さが高く、門扉は同じ高さまで必要ない場合に設けられ、扉上部が欄間(らんま)になっている門扉の呼称です。
クリンプ金網
クリンプとは「波を付ける」という意味で金属線に波形加工を施し、縦方向、横方向に交互に編んだ目崩れが生じにくいという特長があります。当社では、防獣柵「自在くん」や「JIZAI」に採用しております。
K型鋼(けいかたこう)
当社のネットフェンス主柱の呼称。専用ロールフォーミング装置で高度に成形された軽量、断面性能に優れた型鋼で、当社ではネットフェンスの主柱等に採用しております。
景観三色(けいかんさんしょく)
国土交通省が制定した「景観に配慮した防護柵の整備ガイドライン」で、防護柵の塗装色として推奨したグレーベージュ、ダークグレー、ダークブラウンの3色のことで、従来の標準色であった白色に比較し、良好な道路景観を形成できます。
合繊ネット(ごうせん)
石油などの原料(テレフタル酸等)から人工的に合成される繊維を合成繊維と呼び、合成繊維を結束してネット状に編んだ網を合繊ネットと呼びます。当社では防球ネットフェンスに採用しております。

さ行

座金
ボルトを締めるとき、ナットの下に敷く金属板。(ワッシャー)
サンカラー
着色塗装亜鉛めっき鉄線(3種めっき JISG3542)の簡略化した呼称です。
忍び返し(しのびがえし)
フェンス上部を外側又は内側に角度を付けて折り曲げることにより、施設内への侵入防止機能を向上させる構造で、元々は、塀などの上に先端の尖った構造物をつけて、盗賊が忍び込むのを防止する構造のことです。
承認願い(しょうにんねがい)
材料を供給するメーカーが、工事の元請け業者に対して提出する『材料の品質や規格及び製造者などを記載し、事前に承認を受ける書類』を言います。
主柱(しゅばしら)
フェンスの主要構造部材で、水平方向に設ける胴縁や金網を取付け、フェンス全体にかかる風荷重を受け持ちます。
スーパータイプ
素材に溶融亜鉛めっき鋼板を使用、表面処理に紛体塗装を施したネットフェンスのタイプの呼称です。
ステンレス
クロム、又はクロムとニッケルを含む錆びにくい合金鋼のことで、ISO規格では、炭素含有量1.2%以下、クロム含有量10.5%以下の鋼と定義されています。ステンレス鋼は英語で「stainless steel」と言います。
静電紛体塗装法(せいでんふんたいとそうほう)
スプレーガンで紛体状塗料に帯電させて、アースの取れた被塗物に静電気を使って塗布する塗装方法
積雪荷重(せきせつかじゅう)
積雪により構造物に鉛直方向に作用する荷重のことで、積雪量1cmごとに20N/m2(約2kg/m2)以上の単位荷重に、屋根の水平投影面積及びその地方における積雪量を乗じて計算します。
積雪量が1m以上の多雪地域では、行政庁が定めた設計基準に従って積雪荷重を計算します。
セパレーター
最終的に荷重を受け持つ丸鋼。対面の型枠と連結させる。荷重によってW5/16からW5/8まで様々な種類がある。
センタータイプ
胴縁、金網、メッシュが主柱の中心位置に取り付けられており、表裏感のない構造のフェンスのことです。
これに対し、主柱の外側に胴縁や金網が取り付けられている構造のフェンスは、フロントタイプと呼びます。

た行

縦長リブ
建築業界では丁番が一般的だが、蝶番(ちょうつがい)とも言われる。開き戸・開き蓋などの建具を開閉できるようにする機構部品です。
ダムフォーム
上方向に転用するための型枠ユニット。現場によってはスライドと呼ぶこともある。
丁番(ちょうばん)
開き戸や開き蓋などの建具を開閉出来るようにするための部品です。
建築業界では丁番と呼ぶのが一般的ですが、蝶番(ちょうつがい)とも言われます。
戸当たり(とあたり)
門扉を構成する部品の1つで、閉める際に所定の位置に収めやすくするために用いる金物部品です。
天端(てんば)
2つの壁・板などが出会う箇所の内側の隅のことを言います。
土木・建築用語で、ダムや堤防の一番高い部分、または擁壁などの構造物最頂部を言います。フェンスの場合では、胴縁の最上面の位置を指します。
出隅(ですみ)コーナー
2つの壁・板などが出会う箇所の外側の出っ張った隅の呼称です。「出角」とも書きます。
胴縁(どうぶち)
ネットフェンスを構成する部材の一つで、柱に接続して金網を取付けするために用いる部材です。当社のネットフェンスの胴縁は、特殊成形を施すことにより、ジョイント金具無しで使用出来、施工性に優れています。
塗装(とそう)タイプ
素材に一般構造用圧延鋼材を使用し、表面処理に紛体塗装を施したネットフェンスの呼称です。
独立基礎(どくりつきそ)
柱を設置する位置に単独で地中に設置する基礎の事。連続で設置する支柱は連続基礎と呼びます。

な行

ナックル加工
金網が胴縁から外れにくくするために、端部線材を交差させる加工のことです。水平方向に交差する水平ナックル、金網を180°反対方向に折り曲げる完全ナックルなどがあります。
布基礎(ぬのきそ)、ベタ基礎
コンクリートが連続して設けられた連続的な基礎。フェンスは単独基礎が普通ですが、土留めなどの機能も併せて設ける場合は、連続基礎とする場合もあります。

は行

バーブドワイヤー
有刺鉄線(丈夫な鉄線に尖らせた線を均等に巻いた鉄線)の事。ネットフェンスの忍び部に用いられ、危険な個所への侵入防止などに使われます。
端太(ばた)
メタルフォームが受ける側圧を指示金具に伝えるための骨材。H型鋼から丸パイプまで様々なサイズがある。縦方向の縦バタ、横方向の横バタがある。
張り出し処理(はりだししょり)
端末支柱と手前の支柱のスパンが500mm未満の場合、端末支柱は用いず、手前の支柱から金網・胴縁を額縁の様に張り出させて設置する処理の事を言います。
番線(ばんせん)
建設現場で足場の結束に使う針金を一般的に番線と呼ぶが、フェンスでは金網のはらみなどの防止、目を揃えるために通す横骨線のことを言います。
控柱(ひかえばしら)
主柱が倒れるのを防止するために、「主柱に添えて立てる」サポート的な柱を言います。多雪地域や強風で主柱を支える控えの柱として使用される場合があります。
ヒンジ
丁番(蝶番)のこと。開き戸や蓋などの開閉に欠かせない金物で両片から成り、一片は枠に、他片は開き戸(門扉)に付けて開閉できるようになっています。
フォームタイ
端太(ばた)とセパレーターを接続させる連結金具。
フォーミング
フォーミング加工とは、フォーミングマシンを用いて板状の材料を連続的に加工する品質と採算性に優れた加工方法で、当社製品は、面板と縦長リブがフォーミング加工により一体構造となっており、寸法精度や耐久性に優れています。
歩掛(ぶがかり)
公共工事の原価計算に用いる単位当りの標準的な労務量である労務歩掛と標準的な使用材料の量である材料歩掛の2種類があります。
フリースパン
柱の中心ではなく、柱の前面にパネルを取りつける構造となっているため、柱位置の制約を受けないで、パネル同士を接続できる構造のことです。
ブレース
地震や風による水平荷重に耐えるために、柱と梁の結合部に対角線状に入れる部材を言います。
フェンスでは門扉のねじれを防ぐために使用されています。
フロントタイプ
柱の前面(フロント)にパネルが付くタイプのフェンスのタイプです。
ベースプレート
鉄骨との柱脚部に取付ける板状の鋼板(プレート)であり、通常はアンカーボルト用の穴が開いています。

ま行

ミルシート
鉄鋼メーカーが鋼材製品を納入時に発注者へ発行する証明書のことで、鋼材の機械的性質、化学成分がJISなどで定める規格値と実際の製造値が記載されており、製造値が規格値を満足していることを会社として保証している書類です。
めっき後塗装(めっきごとそう)
溶融亜鉛めっきした後に静電粉体塗装を施した仕様で、塗装だけの場合に比べて耐食性、耐候性に優れています。
モルタル
砂、セメント、水を練り混ぜて作る建築材料。コンクリートと違い、砂利(粗骨材)は含まない。仕上材や目地材、躯体の調整に使われます。
門扉(もんぴ)
出入り口に使用する扉。台車が付き、横方向にスライドするタイプ、支柱周りに開店するタイプ、戸袋ボックスにノンレール式にスライドするタイプなどがあります。

や行

有孔折板(ゆうこうせっぱん)
名前の通り、孔の開いた折れ曲がった板。元の断面積に対する孔の開いた面積の比率が、20%~40%程度で防雪柵や防風柵に使用されます。
溶融亜鉛めっき(ようゆうあえん)
高温で溶かした亜鉛に鋼材を浸し、表面に亜鉛皮膜を形成する技術。溶融亜鉛めっきを施した鋼材は、錆びや腐食に対し高い防食性を持っています。
横(短)リブ
縦長リブの横座屈を防止するための部位。300mmピッチを基本としている。
溶接金網(ようせつかなあみ)
普通鉄線を使用、縦線と横線を直角に入れ、その交点を電気抵抗溶接している金網の事です。

ら行

連続基礎
柱の下や壁の下に沿って布状に連続的に設置する基礎のこと。布基礎やフーチング、連続フーチング基礎などとも呼ばれます。

ABC

Pコン
セパレーターと躯体の部分の補修を目的としたプラスチック製部材。W5/16用からW5/8用まで様々な種類がある。また、鉄でできた鉄コンもある。共にコンクリート打設後、専用金具で躯体から取り外す。
Uクリップ Uクリップ孔
Uクリップは、メタルフォームとメタルフォームを連結させるための金具で、Uの字に似ているため、こう呼ばれます。
メタルフォームに連結させる孔(穴)が、約150㎜ピッチで開いており、Uクリップ又はW1/2のボルトナットで緊結します。
SS400
一般構造用圧延鋼材のことで、一般的な構造物に用いられる鉄鋼材料の中で最も代表的な鋼材です。
SSは「Steel Structure」の頭文字です。
SS400の機械的性質は、引張強さが400~510N/mm2のものを言い、「400」は引張強さの下限値です。
引張強さでも溶融亜鉛めっきした材料はSGH400、鋼管の場合はSTK400、角形鋼管の場合はSTKR400と表記します。
STKM11A
機械構造用炭素鋼鋼管。最も炭素量の少ない低炭素鋼で、エンジンクレードル、サスペンションメンバー、プロペラシャフトなどに使われています。
引張強さは290N/mm2と低く抑えられていますが、伸び特性、曲げなどの加工特性に優れています。