1建築基準法の適用

弊社のカタログに記載のフェンスの設計に対する考え方は、1981年改正の建築基準法およびJISの強度規格を参考にしております。

建築基準法は2000年に風荷重に関連する規定が大幅に改定され、全国一律で建築物の高さから速度圧60√hを算定する方式から、全国の市町村別に決められた基準風速(30〜46m/s)、と地表面祖度区分等から速度圧を算定する方式に変更されました。
ただし、従来基準も新基準も基本的には台風時の平均風速を想定していること、新基準方式は、設置地域の基準風速と地表面祖度区分等を都度、ご指定いただく必要があること、また過去50年に及ぶの全国での設置実績からフェンスの構造を変更する必要があるような事象は生じていないという点から、特に御希望がない限り、従来基準で計算しております。
個別物件で新基準による設計を御希望される需要家の皆様には、新基準で対応させていただきますのご御遠慮なくお申し付けください。

2フェンスの設計基準

フェンスの設計計算は、下記の基準、指針、ハンドブック等を基本に設計しております。

  • 建築基準法(1981年改正)
  • 鋼構造設計基準(日本建築学会)
  • 建築基礎構造設計指針(日本建築学会)
  • 鉄筋コンクリート構造計算基準(日本建築学会)
  • 新防雪工学ハンドブック(日本建設機械化協会)

3設計荷重、強度試験、設置場所

  • フェンスに作用する荷重は、台風時の風荷重を想定しています。従来の速度圧の計算式は1934年の室戸台風の室戸岬での観測値から導かれています。
  • フェンスはJIS A 6518ネットフェンス構成部材 JIS A 6513金属格子フェンス及び門扉に基づいて、強度試験を実施し性能を確認しております。
  • 車両や積荷の衝撃荷重は想定しておりません。(高架橋の積荷転落防止柵については衝撃荷重で検討しております。)
  • 設置場所は平坦な地表面を想定しております。建物屋上、縦断勾配、法面勾配等特殊な場所は、別途計算が必要になる場合がございます。
  • 柵高15mを超える場合は、建築基準法における構造物に該当しますので建築確認申請を指定検査機関に提出し、確認済証の交付を受けることが必要になります。